
人生より高価なものはない
弊社でご提案させていただいておりますシンプルノートの家の
軸にあるのがこの言葉です。
シンプルノートの家の考え方は
Less is more レスイズモア
というところからきています。
この言葉は世界3大建築家と言われる、ドイツ出身の建築家である、ミース・ファン・デル・ローエが残した言葉です。
シンプルなデザインを追求することで美しく豊かな空間が生まれる。
物質的な豊かさを追求するのではなく、大切なものだけを選び取る。 そんな設計理念です。
家づくりは人生のうちで何回も出来るものではなく、多くの方は長期の住宅ローンを組んで、生涯に1度の買い物になるので、
どうしても
「失敗したくない」「後悔したくない」
という思いが先に立ち、
「せっかく建てるのだから」
「妥協したくない」
あれも、これも・・・と取り入れたくなりがちです。
ものすごくよくわかります。
ただ、あなたの人生において一番大切なのは「家」なのでしょうか。
家に生涯をささげるのでしょうか。
答えは、「ノー」ですよね。
一番大切なのは、あなたとあなたの家族が幸せに暮らすこと。なのではないでしょうか。
人生そのものが一番大切なのではないでしょうか。
もちろん、そのためにこだわりたいところはそれぞれのご家族であると思います。
決して、単にローコストを推奨しているわけではありません。
ただ、
住宅ローンに追われるだけのしんどい暮らし にはならないように
本当に必要なものを見極めていただきたいなと 思います。
それは、代表の川森の思いでもあります。
例えば・・・ですが
生涯住むのだから市内の便利な土地にしたいし、ゆったり暮らしたいし庭も欲しいからなるべく広い土地にしようと思っていて
家も、広いリビングが欲しいし、お客様が来られた時に泊まれる部屋や趣味の部屋も欲しいな
耐震や断熱等の性能にはもちろんとことんこだわりたくて
内装もカッコよくしたいし
キッチンやお風呂もせっかくだから〇〇メーカーの〇〇にしたいと思っていて
これらをすべてかなえようと思ったらきっとすごく高額になりますよね。
それが、あなたの自己資金と親御さんからの援助などと月々返済可能な金額から導き出した総予算内で叶えられるのであれば
全然問題はないと思います。
ただ、もし総予算を少し超えてしまうけれど
住宅ローン、もう少し借りられるし、いけるかな
という決め方をしてしまうと、お家を建てた後からの生活が大変になってしまうのではないでしょうか。
老後資金や子供たちの教育資金もちゃんと残していかなきゃいけないし。
お家を建てても、外食だってしたいし、たまには家族旅行もいきたいし。
趣味も全部諦めて、ただ住宅ローン返済に追われる暮らしには、なりたくないですものね。
とってもきつい言い方になってしまいましたが
住宅ローン返済が出来なくなってしまってせっかく建てたお家を手放す方も、現実にいらっしゃるんです。
お家にかけられる総予算は、お一人お一人のご家庭によって違います。
それは、収入額だけのことではなくて、
お子様の人数だったり、お仕事内容や趣味や暮らし方や環境や価値観や・・・色々な事が違うから。
ですので、お家づくりにかけられる総予算をきちんと最初に導き出してから
家づくりをスタートされることをお勧めしています。
そして、ご要望には優先順位をつけて
その総予算の中でどこまでを取り入れていくか、
絶対譲れないことは何か
をご夫婦でお話して頂けたらな と思います。
もちろん、「こんなことは出来るのかな」「この予算内でこれは叶えられるのかな」と
分からないことはたくさんあると思いますので
お気軽にご相談いただけたら
一緒に最善の方法を考えさせていただきますね(^_-)-☆