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窓の役割

ブログやニュースレターに何度か書いていますが・・・

写真が好きな稲岡です(^^♪

撮るのも見るのも好きなんです。

写真に限らず、美術館等もずっと昔から好きで、気になる展示があれば、そして時間が合えば、一人でも出かけていました。

今年はコロナの事もありましたが、それでも小さなギャラリーには何度か行きました。写真は少し前に見に行った岐阜の小さなギャラリーです。

三重県出身で現在は東京の青山でギャラリーをされている、装幀写真家の林和美さんの写真展を見に行きました。

もう10年以上前から好きな写真家さんで、実際にお会いしたこともありますが個展はあまりされない方なので、どうしても行きたかった写真展でした。

装幀写真っていうのは、小説の表紙の写真です。ふんわりと小説をイメージさせるような写真の数々でした。

本当にめちゃくちゃ良かったです(#^^#)

 

写真は、そのギャラリーです。

シンプルで、ここで開催する様々な展示の雰囲気の邪魔をしない、でも温かみのあるギャラリーでした。

 

こういった、ギャラリーやお店等では、全面ガラスにしつつ半分をすりガラスのようにして目隠しをしていたり、このギャラリーのようにロールスクリーンを半分下ろしたり、窓をとても有効に使われていますね!

カフェや美容室では、中の雰囲気は外からでもわかるけれど、でもお客様の顔までは見えないような・・・絶妙なラインですりガラスやデザインが入っていたりしますね~。

 

ただ、お家だったらどうでしょうか。

道路に面した窓はきっと、カーテンを開けることが出来ないと思います。

弊社がご提案している家づくりプランの中で、

「SIMPLE NOTE](シンプルノート)というプランがあるのですが、こちらのプランの多くは、正面に窓がありません。

 

見た目はシンプルでスタイリッシュ、とてもカッコイイと思いませんか?(笑)

 

でもそれには理由があって、単にカッコイイから、というわけではないんです。

先のギャラリーのように、正面に窓がたくさんあっても、外から丸見えになるのでカーテンを閉めっぱなしに・・・そうすると家の中は薄暗く風通しも悪くなってしまいます。

 

窓の役割って何でしょうか。

お家の場合だと、光と風を家の中に採りこむこと!ですよね。

 

シンプルノートのお家では、大きな窓は基本的には人目が気になりそうな場所には作らず、出来る限りカーテンを必要としない場所に作ることを心がけています。

 

見学会に来られたお客様や弊社にご相談に来られたお客様は、正面に窓がないことで、本当に家の中が明るいのか疑問に思いながら中の様子を見られて、ビックリされる方がほとんどです。

またお住まいされているオーナー様も皆さん

「昼間は照明を付けなくても十分明るいです」

とおっしゃっています。

それくらい家の中(リビング)は明るいんです。

 

ただ、お家の間取りや窓の作り方は道路の方向やお敷地の環境、周囲の状況、さらにはお住まいされる方の家族構成やご要望によって異なってくるので、すべてのお家の正面に窓がないとは言い切れませんが、

設計の際に共通していることは、

「光の採り方(窓の作り方)は敷地に合わせる」

ということです。

 

それから、防犯について考えても、正面に窓がないことに大きなメリットがあります。

 

お家を外から見た時に窓から得られる情報はたくさんあります。

一般的に建てられているお家の多くは

窓を見ただけで間取りがわかってしまいます。

窓の大きさや形で、どこがリビングでどこが和室、どこが寝室か・・・

間取りがわかるということは、夜になるとどこに誰がいるかまでもが分かってしまうことがあります。

そして2階の寝室に設置されたベランダに洗濯物を干しているお家では

その洗濯物から家族構成まで読み取れたりします。

子供がいるのかいないのか、その子供の年恰好や

制服や体操服から、どこの学校の、男子なのか女子なのか

また、作業服や仕事着から夫婦の職業までわかってしまうこともあります。

 

シンプルノートでは

防犯性の面から、道路側から見て、このような様々な情報が読み取り辛い工夫をしています。

 

また、すべての居室の窓にカーテン必須、外に面した窓にはシャッター必須のお家と

どうしても必要な窓にだけロールスクリーンなどの設置を考えるお家では

そのコストも変わってきますし、何よりカーテンやシャッターのお掃除やお手入れの手間も違ってきます。

 

お家づくりの際には、ぜひ窓の作り方も考えてみていただければ、と思います。