
こんにちは。稲岡です。
先日、台湾土産の「菊の花のお茶」を飲ませていただく機会がありました。
菊の花のお茶の効能は、身体にこもった熱を取りのどの渇きを和らげる効果があるそうで、熱中症をおこしやすい今の季節にとても良いそうです。さらに目の疲れや充血にも効果があるそうです。
といっても、こういう食品って、すぐに効果が現れるものでもなく、続けて飲用することが秘訣ですね!
ただ、良いとわかっていても、苦くて飲めない苦手な味だったり、何より「高くて手が出ない」のでは、絶対に続かないので、いいなー、欲しいなーと思っていても、「高いからこっちにしておこう」という妥協も必要だったりしますね(笑)
ちなみに、ハーブティやジャスミンティが少し苦手な私でも美味しく飲める味でしたが、
お土産を飲ませてもらっただけなので、お値段はわかりません(^_^;)
家づくりではどうでしょうか・・・
たとえば、
光熱費が削減できるような高性能住宅を建てたら、家の中の温度差によるストレスやヒートショックの心配も減るので
暮らしやすさが大きく期待できますね!
もちろん弊社でもそうしています。
でも、そういった家づくりが当たり前になりつつある現在は
この性能面だけを特に強調している会社がたくさんありますが
そこだけに力を入れて改善が出来れば、本当に住みやすい家ができ、豊かな暮らしが出来るでしょうか・・・
そして、予算を大幅に上げてまで家にお金をかけることは、
これからの時代に正しい選択なのでしょうか。
この考え方は人それぞれで、何が間違いで何が正解 ということはないと思います。
何に重きを置くかの価値観も、家族構成も、収入も、生活習慣も、みんな人それぞれですものね。
あくまでも個人的意見ですが。
今、ニュースでは
金融庁が「老後資金が2000万円たりない」という報告書を出したことが話題になっていますね・・・
この試算についてどうとらえるかは別としても、
これからの時代は少子高齢化がさらに進むでしょうし
国に頼らず自己責任で自分や家族を守っていかないといけない時代になることは予想されますよね。
ですので、何度かブログで書いていますが、やっぱり家にお金をかけ過ぎないことが大切ではないか、と感じています。
質の高い暮らしを実現するために、より性能が高い住まいを作ることは必須です。
ただ、コストアップする要素ばかりを考えるでなく
逆にコストカットすることも同時に考えていくことも大切だと思います。
コストカットに最も有効なことは面積のカット、無駄のカットです。
家だけではなく、土地、庭に関しても。
建築面積やムダをカットしつつも
明るさや風通し、プライバシー、収納力、家事動線
さらにデザイン性やメンテナンス性
快適性や暮らしやすさ
耐震性や省エネ性
それらの要素を、できるだけコストアップさせずに取り入れることが出来たら・・・
それは、住宅会社の努力や工夫だけでなく
あなたの協力も必要不可欠になってきます。
家を建てても、豊かで楽しい暮らしをしていくためにも
今までの常識や当たり前にとらわれず、ご自分たちにとって何が最善かをお考えいただければ。
と思います(^_-)-☆