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価格の高い土地は・・・

こんにちは。

今日は雨の伊賀地方。気温も少し低めなのかな、涼しく感じますね。

昨日は午後からお客様がファイナンシャルプランナー相談と資金相談に来てくださっていました。

川森建築に来られるお客様は家づくりを土地購入から考えている方が多いのですが、昨日のお客様からも土地の話題が出ました。

 

「今は仕事もしているし、家で過ごす時間が長くなるのは何十年後、歳をとってからになると思っています。その時に、日当たりや風通りが良い家で、例えば縁側に座ってゆっくり過ごしたり、ちょっとした家庭菜園をしたり、そんな風な過ごし方ができる家がいいなぁと思っています。」とお客様。

 

そうですね~。やっぱり長く暮らす家ですもの、老後の過ごし方を考えることも大切。そしてやはり気になるのは日当たりと風の通り。

そうなると、土地を探すときに狙うのが「南に道路が面していて日当たりがよさそうな形が良い土地がいいなぁ」でしょうか。実は私も以前はそう思っていました。南側道路の土地って日がよく当たるためすべての部屋がとても明るそうだし、洗濯もよく乾きそうだし、いいなぁって。

 

でも現実はそうでもなかったりします・・・

 

南道路の土地で設計すると、その多くは、居室すべてを陽がたっぷり注がれそうな南側に配置し、それらの部屋の南面に大きな窓をつくりますから、建設途中やお引渡し時点ではとても明るいと思います。

 

でも住みだしたら、そこにはカーテンを設置します。当たり前ですよね、南側は道路から丸見えになりますから・・・

 

南道路の土地って、北側道路の土地より価格が高いことが多いのですが、そのせっかく高いお金を出して買った土地で、明るくて過ごしやすい家にしたはずなのに、また高いお金を出してカーテンを購入し、その明るさと風通しを殺してしまう事になったりするんですね・・・

 

そんな事を考えるようになってから、家が密集している住宅地を通る時にふと見てみると、道路に面しているところに大きな窓がある家のほとんどはカーテンを閉めているし、中には昼間でもシャッターが閉まっている家もあるということに気が付きました。

 

もったいない・・・

 

もし、そういった土地をすでに購入されていたとしても、直射光と天空光の2つの光を巧く利用しつつ、当たり前の設計とは全く違う設計にてご提案をさせていただきますし、またこのような理由から、どんな土地がいいのか、南側だから、日当たりがいいから、と、土地購入に必要以上のお金をだしていただかなくてもいいと思います。

どんな土地でも、その土地のメリットとデメリットの両方を巧く利用しつつ、あなたのご家族様が暮らしやすいように設計するのが「注文住宅」ですものね(^_-)-☆

 

限られた予算の中で最大限に理想の家が建てられるようになるためにも、土地に必要以上のお金を使わないようにしていただければいいかなと思います。